日経Linux 2009年7月号
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20090604/331343/?ST=lin-os
この号の特集1で紹介されていた電源プラグ型の省電力LinuxマシンSheevaPlugを米国の代理店から購入しました。2009年8月現在では日本の代理店は無いようです。
これはアメリカのMarvellが提唱している「プラグコンピュータ」というデバイスです。
コンパクトなACアダプタ大のコンピュータに組み込み用のLinuxを搭載して様々な用途で利用するという想定です。その開発キットの一つが、SheevaPlug Dev Kitで以下のサイトから購入することができます。
http://www.globalscaletechnologies.com/p-22-sheevaplug-dev-kit-us.aspx
主な仕様は
CPU :ARM系プロセッサ 1.2GHz
RAM:512MB
HDD:フラッシュメモリ 512MB
端子は
ミニUSB、USB、SDスロット、Ethernet
OSは標準でUbuntu Linuxが導入されています。
といった感じで、ストレージは大容量ではないですが処理能力はそこそこ高く、またARM系プロセッサ用のLinuxディストリビューションがほぼそのまま使えるようです。
SDカードやUSBハードディスクをつなぐとNASとしても利用できそうです。
そのSheevaPlugを夏に海外から購入してみました。
7月に注文して8月に到着。納期は4週間くらいですね。

箱の外観はCD10枚のケースくらいの大きさ

箱の中身はこのような感じ

中身は本体とケーブル類と付属CDです。
フェデックスで届いて後から関税(消費税)が取られます
1000円くらいだったでしょうか。これは難しいことはなくコンビニ払込用紙で支払い可能でした。
日本のコンセントでも利用できるプラグのタイプを購入するのを忘れない方が良いと思います。
気になる価格は1台99ドル+送料30ドルくらいでした。円高なのでそれほど高い印象はありませんでした。予算が許せば複数個買うと送料がお得だと思います。4個くらいまでは同じ送料ではないかと。私は2台購入して1台あたりの実質送料を下げてみました。
学校と自宅で使ってみようかと思います。