WinnyとCD売り上げの関係

Internet Watchで見つけた記事。


「WinnyはCDの売り上げに関係なし」慶應大学経済学部の田中助教授
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2005/03/08/6754.html
調査ではオリコンの週間ランキング上位30曲を対象に、Winnyにおける参照量から曲の容量を推定し、ダウンロード数の概況を測定した。
ダウンロード数を横軸、売り上げを縦軸にとってグラフ化すると、「ダウンロードされている曲ほどCDが売れている」ことがわかる右上がりの線になる。
ただし、「人気のある音楽は売り上げ、ダウンロード数ともに増加するため、Winnyの影響があるのかどうかわかりにくい」。
そこで、ダウンロード数から売り上げ枚数を求める式を「操作変数法」を採用して設定。
田中氏によれば、「この数式の中でダウンロード数に掛かる係数が負になれば、CDの売り上げが下がると主張できる」と解説する。

調査の結果、ダウンロード数の係数は「正」で「ダウンロードが増えたからといってCDの売り上げが下がるとは言えない。Winnyのファイル交換が、CD売り上げの減少と言うことはできない」と結論付けた。


統計の知識も無く頭の悪い私にはちょっと理解できなかったのですが、ダウンロード数から売り上げ枚数を求める式って本当に有効なんでしょうか。
あと「Winnyにおける参照量から曲の容量を推定し、ダウンロード数の概況を測定した」ってのがよく理解できません。

「Winnyによって売り上げが減った」と主張したい人もいるし、それを否定したい人もいるってことなんですかね。
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